2024/11/15
11月8日~10日まで東京の大手町にあるサンケイプラザ3Fで開催された第22回東京コインショーへ行ってきました。こういう催事に足を運ぶのも久しぶりです。たまたま東京の友人と再会する予定があったので、ついでに寄った、という感じです。初日、非常に盛況でしたが、その内容は私からすると『旧態依然』という四文字熟語がぴったりの内容でした。
2024/11/07
もう皆様も御存知のように、日本貨幣商協同組合鑑定書の鑑定料金がこの11月から値上がりし、鑑定品の価格が10万円未満の一番安い鑑定料金でも11,000円(税込み)となりました。それまでは5,500円(税込み)でしたから、2倍に値上げされたわけです。諸物価高騰の折、鑑定料金も値上げして当然だ、というところでしょうか
2024/10/20
私は現在古金銀を専門に扱っていますが、昔は近代銭の銀貨も集めていました。近代銀貨と言えば"竜図"が最大の魅力であることに異議はないのですが、私が一番好きだったのは額面の左右にある"平地"でした。この"平地"こそが近代銀貨の命だと思っています。この何もない"平地"に何とも言えない魅力があり、ここに傷や擦れがなく、張りのあるコインはなかなかありません。

2024/10/13
古銭を集め始めて50年が過ぎました。古銭収集を取り巻く環境や考え方、評価の基準なども昔とはずいぶん違ってきました。  さて、昔からずっと思っていることがあります。それは「コインの状態表示を統一できないか?」ということです。
2024/09/29
年配の収集家であればよく御存知だと思いますが、昔(今から約40年くらい前)、日本の古銭界は今ほど状態による価格差はありませんでした。例えば、明治7年の10銭銀貨は、並品で20,000円、美品で40,000円、極美品で50,000円、未使用品で80,000円、完全未使用品で120,000円、そんな感じではなかったかと思います。
2024/09/12
古銭の売買に今や「ヤフオク」は欠かせない、それなりの存在になっています。もちろん、「あんな怪しげなところは利用しない」という方もおられるとは思いますが、私はちょくちょく利用します。特に出品で利用させて頂いております。『明日香古銭』として出品しておりますので、御存知の方もおられるかと思います。
2024/08/28
素晴らしい状態の安政一朱銀を御紹介致します。安政一朱銀Qoで、位付けは5位、ごくごくありふれた一朱銀です。ですが、まさに昨日銀座で作られ、そのまま銀座の包みに入れられ、昨日開封されたと思われるほどの状態です。

2024/08/23
私が一好きなコインは天保一分銀です。今までかなりの数の天保一分銀をPCGSへ送りました。基本的にはMS65を狙えるものが基本です。最近のPCGSは非常に厳しくなったので、なかなか思うようには数字は伸びませんが・・・。その中で、Cleaned Unc を付けられたものが2枚、Environmental Damage(環境的損傷) を付けられたものが3枚ありました。

2024/08/18
私は小さい時から『時刻表』が大好きでした。毎月大して変わりもしない時刻表を買っては眺め、買っては眺めていました。そして、自分が国鉄総裁になった気分で新しい時刻表を作り、新しい列車を走らせていました。それを見て、両親が呆れていたのを思い出します。実は『日本貨幣カタログ』も好きでして、何か数字が並んでいるのが好きなのかもしれません。何度も何度も目を通している内に、「竜20銭明治8年は・・・前期後期合わせて612,736枚」と特年は結構覚え、「稲1銭明治34年は・・・5,555,155枚・・・ゾロ目おしい」、「宝永永字丁銀は・・・5816貫、そりゃ少ないわ」という風に、様々な貨幣の発行枚数を結構覚えてしまいました。
2024/08/15
数年前にスラブに入れた面白い安政一分銀を御紹介します。近代銭とは違い、一分銀の世界では、"手替わり"と呼べるようなものはあまりありません。最近少し言われるようになったものに、"短一"があります。"分"と"銀"という文字に比べると"一"の字が極端に短いもので、安政一分銀の表C型(またはB型)にちょくちょくある書体です。  それに比べて、この"一"はどうですか? 極端に長いと思われませんか? 元々、表F型でこの書体("分"と"銀")の"一"はそれなりに長いのですが、この"一"は特に長いような気がします。"長一"とでも呼びましょうか? 画像だけでしたが、綺麗な状態だったのでヤフオクで落札し、PCGSへ送りました。結果は・・・ 結果は"Cleaned"となりましたが、まあ未使用品でしょう。 それにしても"一"が長いと思われませんか?

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