素晴らしい状態の安政一朱銀を御紹介致します。安政一朱銀Qoで、位付けは5位、ごくごくありふれた一朱銀です。ですが、まさに昨日銀座で作られ、そのまま銀座の包みに入れられ、昨日開封されたと思われるほどの状態です。洗いのない素晴らしい"うぶ"な甘い銀色の光沢とつや、周囲にはごくごく薄い自然のトーン、全く摩耗のない鋭利な文字、どれをとっても完封品ですが、これでMS64+です。MS65+ならわかりますが、どこに目をつけているのやら・・・。嘉永一朱銀も昔は綺麗なものが多かったですが、最近はめっきり少なくなりました。私の知り合いの古銭屋さんは、昔のフィルムが入っていた乳白色のプラスチックケースにバラで保存されていました。湿気から守ってくれるのでしょう。
最近、一朱銀はあまり人気がありませんね。やっぱり、小さすぎるので年を重ねると・・・、という問題が大きいように思います。集めたものは鑑賞したいですから、やっぱり大きさは大切ですね。同じような意味で、5銭や10銭といった小型の銀貨も以前よりは人気がないように思います。価格的にはたいしたことありませんが、探してなかなか見つかるものではありません。一朱銀の人気が復活することを願っています。
コメントをお書きください